なにがきっかけだったか覚えてないのですが
だいぶん前からローライいいなーいいなーと言っていた気がしたのですが
なんとなくなかなか手が出せずに居ました。
が、
これも縁なのでしょう、ヤフオクで(うっかり?)落札してしまいました。
Rolleiflex 2.8F Planar 80mm F2.8
1960年~1966年の間に製造された(と思われる)モデルです。
(1966年以降のモデルは220フィルムと呼ばれる種類のフィルムが使えるらしいのだけど、これは120フィルムしか使えない。)
2.8Fのプラナー付きはローライフレックスの中でも人気上位モデルだそうで、お値段も上位クラスです。
ボクが落としたやつは、EOS 6Dボディが買えるくらいでした(うっかり買うような金額じゃないですね…。
上でもちょっと触れましたが、このカメラは中判カメラなので、120フィルムという一般的に見るフィルムよりでかい6cmのフィルムを使います。
そして、撮れる画は上の写真のように、「ましかく」
両手で包み込むように持って真上からスクリーンを覗き
左手でピントを合わせて絞りを決めて
露出計を見ながら右手でシャッタースピードを決めて
そのまま右手でクランクを回してシャッターチャージ
包み込むようにしっかりと持ち直して右手でそっとシャッターを切る。
こんなにゆったりと流れる時間が、今まであったでしょうか。
びっくりするほどスクリーンに映る画がキレイです。
もうね、これだけで感動しました。
すごいんですよ。ほんと。めちゃくちゃキレイだし、立体感半端無いし。3Dか!?っていうくらい。(大げさ。)
ちなみに、フィルムは1本で12枚しか撮れません。
この時使ったフィルムはPORTRA 400で、1本660円位。12枚だから…1枚55円くらい?
それにさらに現像代やらなんやらがかかります。
たくさん撮れないし、お金もかかる。
本当に、1枚1枚。大事に撮りました。
4本まとめて撮って現像+プリントに出したのですが、返ってきたのは30枚でした。
18枚はネガも真っ白でした。
光が足りなかったようです。
現像はフォトカノン戸越銀座店さんに郵送プリントでお願いしました。
すてきなお店らしいので、いつかお店にも行ってみたい。
これが今回の一番のお気に入り。
2日間付き合ってくれた師匠に感謝。
そんな感じで撮ってきた写真はまた別の機会に記事にしようと思いますが
とりあえずまずはオーバーホールに出そうと思います。はい。
撮れることは撮れるんだけど、シャッタースピードを設定するダイヤルと、フィルムを巻き上げるクランクが硬いです。
少し硬いって商品説明に書いてあったけど、シャッタースピードのダイヤルはガッチガチでした。回ることは回るけど、ガッチガチ。
やっぱりクラカメは実物を触って買わないとダメね。
でも、後悔はしてないです。
きっとこのカメラがボクの手元に来たのは、きっと何かの縁だから。
大事にしていきたいと思います。
そんな感じです。
あー、写真撮りに行きたい。
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